篠塚大登、初の世界卓球個人戦へ闘志 初戦で中国選手の厳しいドローも「思い切っていきやすい」
2025年5月7日(水)21時41分 スポーツ報知
練習する篠塚大登(カメラ・宮崎 亮太)
卓球の世界選手権個人戦(17日開幕、カタール・ドーハ)に出場する男女日本代表が7日、都内で合宿を公開した。
男子世界ランク21位でパリ五輪代表の篠塚大登(愛知工大)は、前回の2023年ダーバン大会で代表に選出されていたが、腰痛のため出場を辞退していた。初出場となる個人戦へ「体に痛いところもなく、いい感じでコンディションを整えられている。楽しんでプレーしていきたい」と心境を語った。
男子シングルスは1回戦で2017年世界ジュニア4冠の薛飛(中国)と当たる厳しい組み合わせとなった。唯一の対戦の24年WTTコンテンダー・マスカット大会では1—3で敗れているが「気持ち的には負けている立場なので、思い切っていきやすい」と前向きに捉えた。戸上隼輔(井村屋グループ)と組む男子ダブルスに向けても、「メダルを取りたいという気持ちが強くある」と意気込んだ。