松井秀喜氏「東京ドームの雰囲気がバッと変わりましたよね」坂本勇人の勝ち越し二塁打に万感「やっぱり...」
2025年5月7日(水)19時58分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—阪神(2025年5月7日 東京D)
巨人OBでヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏(50)が7日、巨人—阪神9回戦(東京D)の日本テレビ中継にスペシャル解説として出演。22日ぶりに1軍へ緊急招集された坂本勇人内野手(36)について語った。
「今、やっぱり坂本選手の力が必要な時なんだと思います」と岡本が左肘負傷で離脱したチームに坂本の存在が不可欠だと語っていた松井氏の“エール”が背番6に届いた。
2—2の4回。坂本は2死一塁で迎えた第2打席で、阪神先発左腕・門別が投じた7球目のスライダーをバットの先で拾い上げ左翼ライン際に勝ち越し二塁打を放った。
通算2420安打目。今季5安打目にしてようやく飛び出した通算460本目の二塁打。東京Dに響き渡る大歓声に負けないくらい解説席も盛り上がった。
坂本の勝ち越し打後に、泉口が2点適時二塁打、キャベッジにも適時打が飛び出し、この回一挙4得点。最高の盛り上がりを見せる東京Dを見渡した松井氏は「彼が打つと、東京ドームの雰囲気がバッと変わりましたよね。やっぱり、そういうものを持ってる選手なんですよ。それを期待して阿部監督も1軍に上げたんだと思います。やっぱり空気を変えられる。みんなができることではないですから。彼ほどの実績、存在感がそうさせるんだと思います」と声を弾ませた。
▼坂本 打ったのはスライダーです。次につなぐ気持ちで打席に立ちました。勝ち越しタイムリーになって良かったです。