主役級の活躍を披露した「名脇役」たち…“メッシの相棒”4人を紹介
2018年5月8日(火)20時9分 サッカーキング
■サミュエル・エトー
マジョルカで頭角を現し、メッシがトップチームデビューを果たした2004−05シーズンにバルサへ加入。当時トリオを組んでいたロナウジーニョ、リュドヴュク・ジュリと抜群のコンビネーション見せ、1年目からリーグ戦37試合に出場して25ゴールをマークした。
翌シーズンには、出場機会と存在感を増したメッシとともに攻撃陣を引っ張り、リーグ戦26ゴールを挙げ優勝に貢献。自身は初の得点王に輝いた。さらに、バルサでの最終シーズンとなった08−09シーズンには、キャリアハイとなるリーグ戦30ゴールを挙げ、リーグ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグの3冠達成に大きく貢献した。
その後、新天地のインテルでも得点力を発揮。異なるクラブで2シーズン連続の3冠を成し遂げた。
■ダビド・ビジャ
バレンシアに在籍した5年間で3度の20ゴール越えを記録するなど、バルサ加入前から国内屈指のセンターフォワードとして名を馳せていた。そして、2010−11シーズンに満を辞してバルサ移籍を決断した。
バルサでは、すでにエースとして活躍していたメッシを“偽の9番”として中央に置くシステムが確立されていたため、主に左ウィングで起用されたが、不慣れなポジションでも存在感を発揮し、1年目から18ゴールをマーク。その後、アトレティコ・マドリードでも、13−14シーズンのリーグ優勝に貢献した。
■ネイマール
ブラジルのサントスでプロデビューを果たし、類い希なテクニックから「ネクスト・ロナウジーニョ」と早くから将来を期待されていた。
13−14シーズンにバルサへ加入すると、すぐに“バルサ・スタイル”にフィット。自身初のクラシコでは1ゴール1アシストを記録するなど、ケガの影響で欠場が少なくなかったメッシの穴を見事に埋めてみせた。その後も、14−15シーズンは33試合22ゴール、15−16シーズンは34試合24ゴールをマークと、右肩上がりにパフォーマンスが向上。メッシに次ぐスターとして不動の地位を築いていった。
しかし、昨夏に突如としてパリ・サンジェルマンへの移籍を決断。メッシのいないフランスでは王様のようにプレーし、2月に負傷離脱するまでリーグ戦20試合19ゴールという圧倒的な活躍を見せた。
■ルイス・スアレス
リヴァプールのエースとして、13−14シーズンに31ゴールを挙げてプレミアリーグ得点王を獲得。14−15シーズンの開幕前にバルサ移籍を果たし、メッシ、ネイマールとの強力3トップを形成した。
ワールドカップでの噛みつき事件があり加入からしばらくは出場停止だったが、処分が明けると、持ち前の勝負強さを遺憾無く発揮して、1年目から16ゴールをマーク。さらに、スペインの水に慣れた2年目にはリーグ戦35試合で40ゴールを叩き出し、メッシを抑えて得点王に輝いた。
ネイマールが去った今シーズンも、メッシとの2トップでこれまでと同様に得点を量産。持ち前の勝負強さで、ここまで24ゴールを挙げている。