男子100Mの柳田大輝は10秒22の組トップで危なげなく予選突破…関東学生対校
2025年5月8日(木)14時32分 スポーツ報知
関東学生対抗選手権の男子100メートルで予選突破した柳田大輝(カメラ・手島 莉子)
◆陸上 関東学生対校選手権第1日(8日、相模原ギオンスタジアム)
男子1部100メートル予選が行われ、昨年のパリ五輪に400メートルリレーで出場した東洋大の柳田大輝(4年)は10秒22(追い風2・1メートル)の4組1着で9日の準決勝に駒を進めた。好スタートから先着し、余裕を持ってフィニッシュした。
柳田は4月25日の日本学生個人選手権(神奈川・レモンガススタジアム平塚)準決勝で10秒09(追い風1・8メートル)の好タイムをマーク。「会心のレースだったわけではないですが、(10秒)0台が出た。状態が上がりきっていない中でも0台が出たので、アベレージ、底力が上がっていると思います」と話していた。
関東学生陸上競技連盟が主催する関東学生対校(通称、関東インカレ)は1919年に第1回大会が行われ、今年が第104回。1920年に始まり、今年1月に第101回大会が行われた同連盟主催の箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催され、各種目1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。