オリックスは投手陣が崩壊 6回に10年ぶりの1イニング9失点
2025年5月9日(金)20時46分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ オリックス—ソフトバンク(2025年5月9日 京セラD)
オリックス投手陣が6回に崩れ、今季ワーストの1イニング9失点を喫した。
5回まで2失点だった先発のエスピノーザが、この回先頭の山川に四球を与えた。3イニング連続で先頭へ四球という内容を受け、岸田監督が交代を決断した。
代わって登板した2番手・富山が、1人もアウトを取れず2四球と傷口を広げる誤算。無死満塁から登板した3番手の川瀬は牧原大に2球目を右前適時打された。
さらに1死満塁で笹川に中前適時打を献上し、この回2失点目。なおも満塁で川瀬は野村を空振り三振に仕留めて2死までこぎつけた。ここで緒方に2点中前適時打を浴びた。さらに栗原に四球を与え、続く山川の中前適時打で2者が生還。そして5番手で登板した権田も勢いを止められず、中村の適時内野安打と柳町の2点二塁打でこの回、計9点を失った。京セラドームは重たい雰囲気に包まれた。
オリックスが1イニングに9失点するのは、15年7月5日ソフトバンク戦の5回以来となった。