【EL】決勝はプレミア対決! 41季ぶりV狙うトットナムは今季マンチェスターUに3戦全勝

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　◇欧州リーグ（EL）準決勝第2戦（2025年5月8日）

　欧州リーグは8日（日本時間9日）、準決勝第2戦の2試合が行われ、トットナム（イングランド）とマンチェスター・ユナイテッド（同）が21日（同22日）の決勝（スペイン・ビルバオ）へ進出した。トットナムは前身のUEFAカップで2度目の制覇を果たした83〜84年シーズン以来41季ぶり、16〜17年シーズンに優勝経験を持つマンチェスターUは20〜21年シーズン以来4季ぶりの決勝進出。イングランド・プレミアリーグ勢同士の決勝は18〜19年シーズンのチェルシーvsアーセナル以来6季ぶりとなった。

　ホームでの第1戦に3—1で先勝していたトットナムはボデグリムト（ノルウェー）に敵地で2—0と勝利。2戦合計5—1で突破を果たした。後半18分、左CKをDFロメロが頭で落とし、MFソランケが押し込んで先制すると、24分にはDFポロの右クロスが左ポストに当たって入り追加点を挙げた。

　アウェーでの第1戦に3—0で快勝したマンチェスターUはホームにビルバオ（スペイン）を迎えた。前半31分、ビルバオMFハウレギサールのミドルシュートで先制を許したものの、後半27分に途中出場のMFマウントがペナルティーエリア内で鮮やかなボディーターンから右足で同点ゴール。この時点で2戦合計4—1としてビルバオの勢いを止めると、同35分以降にMFカゼミロ、FWホイルンド、マウントと3点を追加して4—1で快勝。2戦合計7—1で決勝へ駒を進めた。

　今季プレミアリーグでトットナムは現在16位、マンUも15位に低迷しているが、今大会で優勝すれば来季の欧州チャンピオンズリーグ（CL）出場権を得る。両者は今季プレミアリーグとリーグ杯準々決勝で計3度対戦しており、トットナムの3戦全勝（3—0、4—3、1—0）となっている。