オリックス・宮城が狙う自身初のマルチ安打 交流戦は「打って、投げて、走りたいですね」
2025年5月9日(金)5時0分 スポーツニッポン
オリックス・宮城が、自身初のマルチ安打に狙いを定めた。前日7日の日本ハム戦先発から一夜明け、大阪・舞洲の球団施設で軽めの調整後に室内練習場でマシン打撃を敢行。6月3日からの交流戦に向け「去年(左大胸筋の筋損傷で交流戦に)出られなかったので、今年は頑張ってヒットを打ちたい。難しいですけど、マルチ安打したい」と9人目の打者としても意欲を示した。
23年にはプロ初適時打を記録するなど、6打数2安打。高校日本代表ではU18W杯で打率・375を記録するなど、打撃センスも併せ持つ。「打って、投げて、走りたいですね」。少年のように目を輝かせながら、投打での躍動を誓った。
6回2失点だった前夜はかつての同僚・山崎の登場曲「サチあれ」を選曲も、初回、レイエスに先制2ランを被弾。「(山崎が在籍時に)京セラドームで流れることはなかったので、流していいムードにしようかなと思ったら、向こうがいいムードになっちゃったんで…」と頭をかきつつ、「次から(伏見)寅威さんさんのやつにしようかな。そっちの曲で一回挑戦してみて、自分が調子よければ(山崎)福也さんの(登場曲)はなしで、寅威さんのやつにしようかな」と、次善の策を練っていた。
(阪井 日向)