土曜の注目激走馬3選…偶数枠ゲット&好調ベテラン騎手のコンビでガラリ一変
2025年5月10日(土)7時30分 スポーツ報知
吉田豊騎手
★東京2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ピュアマケナ
初戦は中山で6着どまりだったブリックスアンドモルタル産駒。3か月半の休養を挟んだ前走は今回と同じ東京のダート2100メートルで8着に敗れている。
その前走はゲート内で落ち着きがなく1頭だけ大きく出遅れ。後方追走から追い上げてきたものの、序盤のロスは痛かった。後入れの偶数枠ならゲートも改善しそうだ。
今回は「期待値高い偶数馬番」と「前走頭数から期待大」の2点が激走馬の要因。太め残りの休養明けを叩いて、バイタルジョッキーに選ばれた吉田豊騎手となれば一変の余地がある。
★京都5R・3歳未勝利の馬トク激走馬=マテンロウギフト
デビューから休養を挟んで2戦連続の5着。距離を2200メートルに延ばした前走は重馬場の影響もあったが、ラストは全く脚を使えず10着に終わっている。
激走馬にピックアップされた要因は「距離変化で好転」と「前走より枠順が好転」の2点。前者の点では最速の上がりを駆使した2走前と同じ舞台に戻る点は大きい。
こちらも鞍上にはバイタルジョッキーに選ばれた松山弘平騎手。先週の終了時点でリーディング5位につける鞍上が引き続き手綱を執るのも心強い。
★新潟10R・荒川峡特別の馬トク激走馬=ゼンノインヴォーク
現級では15戦未勝利だが、2着6回、3着3回と常に上位争いを演じてきたシルバーステート産駒。現級で掲示板を外したのも2度の7着と大崩れしない安定感が強みだ。
休養前の小倉遠征2戦はいずれも2600メートル戦で勝ち馬から0秒3差の4、5着。新潟は初参戦でも詰めの甘さを考えると距離短縮ならひと押しが利きそうだ。
激走馬の要因としては「上位騎手騎乗」と「能力指数が上位」の2点が挙がっており、4走前の能力指数がメンバー2位の数値を算出。勝ち上がっても驚けないレベルにいる。