J1清水 MF宇野禅斗が古巣町田の恩師・黒田監督の眼前で連敗ストップ狙う…11日・ホーム戦へ闘志

2025年5月10日(土)6時35分 スポーツ報知

加入後初の古巣戦に向け気合十分の清水・宇野(左、カメラ・武藤 瑞基)

 J1清水エスパルスは9日、ホーム・町田戦(11日)に向け三保で一部非公開調整した。移籍後初の古巣戦を迎えるMF宇野禅斗(21)が連敗ストップに向け闘志を燃やした。

 青森山田中、高、プロと成長を見守ってもらった黒田剛監督(54)と対峙(たいじ)する時がやってきた。宇野は「色々なことを学ばせてもらったし、楽しみ。シンプルに勝ちたい」と静かな口調の中に決意をにじませた。

 昨夏まで所属していただけに、相手の傾向と対策はイメージできている。「強度が高いはっきりしたチーム。対人に負けないこと、空中戦やデュエル(1対1の勝負)にこだわることが前提」。練習でもクロス対応に重点が置かれたという。町田は前節(7日)の京都戦でロングスローから得点。「驚異的な飛び道具なのは間違いない。セットプレーで失点するとメンタル的にも難しくなる」と要警戒ポイントは整理できている。

 故障者が相次いだチーム事情から2試合でセンターバックに回ったが、前節(6日)の柏戦は本職のボランチに戻った。「楽しかったけど、もっとやれることはあった。違いを見せる表現ができれば」。町田時代に世話になったボランチの先輩、MF下田とのマッチアップも心待ちにしている。

 両チームとも連敗中で、勝ち点は清水が1上回っている。チームとしても落とせない一戦なのは間違いない。恩師の眼前で躍動し、5月初勝利をたぐり寄せる。(武藤 瑞基)

スポーツ報知

「J1」をもっと詳しく

「J1」のニュース

「J1」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ