松井秀喜氏が野球教室 次回は魚雷バットで柵越え挑戦!?「気になります...飛ばないと思うけどね」
2025年5月10日(土)16時18分 スポーツニッポン
巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(50)が10日、東京都内で野球教室を開催した。35人の子供を対象に実演も交えて指導。代表理事を務めるNPO法人「松井55ベースボールファウンデーション」が開催する野球教室は、日本では今回で通算11回目で、米国での開催を含めると34回目となった。フリー打撃では豪快な柵越えも披露したゴジラの主な一問一答は以下の通り。
——野球教室で技術的なことを言わないのは、理由がある?
「技術的なこと、言っていますよ、ちょっと。本当に基本的なことを。キャッチボールの基本とか、どうしたらゴロ、フライを捕りやすいとか、ヒットがホームランに近づくとか、基本的なことは言っています」
——打撃投手をしながらとかは言わない
「それは言わないです。あそこで言われても、もっと頭がパニックになってしまうでしょうから。あそこは気持ち良く打って。なるべき、気持ち良く打てるスピードに合わせる」
——巨人が首位争いをしている。エールがあれば
「4番バッターがいなくなって、状況的にはちょっと厳しい状況だと思いますけど、ただ応援しているだけなので、みんなでカバーしながら。シーズンは長いですから、先を見据えながら一戦一戦、勝利を重ねていってほしいなと。応援しているだけです」
——巨人の4番がいなくなった件で、最近昇格した秋広、浅野らはチャンス。期待のほどは
「(課題や見込みは)分からないですよ、まだね。ずっと張り付いて見ていれば、何となく分かるかもしれないですけど。でも、若い野手の力は必要でしょう、もちろんね。逆に、こういう状況は若い選手にとって自分の力を発揮するチャンス、試合に出るチャンスですからね。そういうところで将来の足がかりをつかむ選手もいるわけですから、そうなるような準備ができているかどうか、ということじゃないですか」
——大リーグで「トルピード(魚雷)バット」が流行。現役時代にあったら使いたかった?
「練習で打ってみたいとは思いますよね、おそらく。現役だと」
——従来、遠心力で打つのが主流だと思うが
「どういう感覚なんだろうな、という。でも自分が普段意識していることと、あのバットのコンセプトは合っていないと思うので、基本的には。だから使わないと思いますけど、ただ、どんな感覚なんだろうなというのは、気になります」
——次の野球教室では、ぜひ試してほしい
「いいんじゃない。(自分の場合は)飛ばないと思うけどね。基本的に、遠心力がある方が飛ぶでしょう。遠心力がなくなっているんでしょ。(芯が)手前に来ているんだから。絶対飛ばないと思う」
——持ったことも、見たこともない
「ないですよ」
——用具メーカーの担当の方に伝えておきます
「次回ね」