アロンソ監督がレーバークーゼン退任発表 新天地への噂を笑い飛ばす「約束はできないよ」

2025年5月10日(土)6時5分 スポーツニッポン

 ドイツ1部レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督(43)が9日、ホームで行われる11日のドルトムント戦に向けた記者会見に出席。今季限りで退任することを発表し「今が適切なタイミングだった」と話した。

 アロンソ監督は会見で「この後の2試合が私がチームを指揮する最後の試合になることでクラブと合意しました。去るべき時が来たと考え、今日がそれを発表するのに適切なタイミングだった」と発表。今シーズン限りで約2年半率いてきたチームを去ることを明かした。

 チームは昨季、28勝6分とブンデスリーガ史上初の無敗優勝という快挙を達成。これがクラブにとっても史上初の優勝。さらにドイツ杯も31年ぶりの優勝へと導き、国内2冠制覇。欧州リーグ(EL)では惜しくも決勝戦で敗れ準優勝となり3冠こそ逃したものの、シーズンを通し公式戦で敗れたのはこの1試合のみという歴史的な快進撃を見せた。

 連覇が期待された今季だったがBミュンヘンに王座奪還を許し、第32節を終え19勝11分2敗の勝ち点「68」で2位が確定。欧州CLでも決勝トーナメントでBミュンヘンに敗れ16強で敗退。ドイツ杯では準決勝敗退となり、無冠で終わることが決まっていた。

 なお、アロンソ監督の今後についてはスペイン紙アスなどがR・マドリードの新指揮官就任が決まっていると報道。R・マドリードはアンチェロッティ監督の今シーズン限りでの退任が“既定路線”となっているため、会見で去就に関する質問が飛ぶと「日曜日にここで素晴らしい別れをしたいので、今は将来について話す時ではない」と一蹴。

 さらに現在のチームから選手を“新天地”へ連れて行くのか?と問われると「“次の旅行”にレーバークーゼンの選手を連れて行かないとは約束できないよ」と、冗談交じりに返答。6月にはR・マドリードが米国で開催されるクラブW杯出場を控えていることから有効なビザを持っているのか?との質問には「分からないね」と笑い飛ばした。

スポーツニッポン

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