杉浦悠太はV争いも2位 優勝したLIV選手との“差”と“手応え”

2025年5月11日(日)18時34分 ALBA Net

杉浦悠太はチャンスを決めきれず、2位タイに終わった(撮影:GettyImages)

<インターナショナルシリーズ・ジャパン 最終日◇11日◇カレドニアンGC(千葉県)◇7116ヤード・パー71>

グリーンでフラストレーションを募らせた。首位タイから出て優勝争いを演じた杉浦悠太は、2バーディ・ボギーなしの「69」で回ったものの、トータル15アンダーの2位に終わった。


ルーカス・ハーバート(オーストラリア)、ソン・ヨンハン(韓国)と首位に並んで迎えた最終日。逃げ切りを図ったが、バーディを奪うのに苦戦した。初日からショートパットを決め切れず、この日は4日間ワーストの31パット。「きのう入ったので、きょうもうまくいけばと思ったけれど、ずっと外し続けた。グリーンが難しかったですね」と淡々と振り返った。

前半1バーディの杉浦に対し、ハーバートはバーディを積み重ね、その差がじわりじわりと開いていく。「1位を抜かす、というよりはどれだけ(パッティングが)入るかという自分との勝負だと思っていた。(ハーバートの)パッティングがすごくて、今回は勝てなかった。あそこまで入らないと、どうしてもムリなので…」。最終的に5打差で勝利を逃したが、日本勢トップの2位に入った。

世界トップレベルの選手たちと母国でしのぎを削った。「すごくいい経験になりました。ただ回るだけでなく、いいプレーも見せてもらえた。これからまた頑張っていかないといけない」と、この1週間は今後の糧になる。それと同時に、「(彼らと)変わらないくらい、いいショットを打てていたとも思う」という言葉も。課題とともに、大きな収穫も得た。

次戦は「関西オープン」(15日開幕、日野GC)に出場予定。名神八日市CCで行われた昨年は2位に入った。「コースが違うのでなんとも言えないけれど、今週のようなショットが打てればチャンスが増えると思う。ショットが良くなった要因を整理して、これを維持できるようにしたい。また優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。(文・笠井あかり)


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