【阪神】藤川球児監督「価値ある引き分け」 プロ1号の高寺望夢に「たくさん話を聞いてあげて」

2025年5月13日(火)23時0分 スポーツ報知

延長11回、投手交代を告げる藤川球児監督(カメラ・岡野 将大)

 ◆JERAセ・リーグ DeNA1—1阪神=延長12回=(13日・ハードオフ新潟)

 阪神・藤川球児監督は「価値ある引き分け」とうなずいた。

 「(試合に)出た選手、途中から出た選手も自分が何とかゲームをキープさせるといいますかね、非常に必死になっている姿が出たので。そのみんなの頑張りのおかげで1—1で終わることができたのかな、と」

 投手陣は先発の才木が7回1失点と粘り、自慢の救援陣も無失点リレーだ。

 打線は好投手・ケイに苦しんだが、1点ビハインドの9回2死から高卒5年目の高寺が右翼へ起死回生の同点ソロを放った。3年ぶりの安打となるプロ1号は値千金の一発に。小幡の故障離脱に伴い、「6番・遊撃」で起用した若虎はプロ初の遊撃での出場で攻守に渡って存在感を示した。

 指揮官は「彼も高校から入ってきて、なかなか出るきっかけがなかったと思うんですけど、下積みというところがあったので、最後でも、ホームランを打っていますけど、(延長12回の守備で)飛びついたりしながらでも、泥臭くでもやろうとする。その年月がタイガースで活躍するためには結構、高校生には必要な部分ではある。すごく良い姿で彼にたくさん話を聞いてあげて欲しいなと。素晴らしかったですね」と評価。そして、「まだまだですけどね」とちゃめっ気たっぷりに付け加えた。

 新潟のファンに向けた話題に及ぶと、「すごく多くの方に来ていただいて。(食事も)焼きそばの上にミートソースがかかっている、イタリアンという(新潟の)B級グルメがおいしくて。お米も本当においしいですね」と満面の笑みを浮かべた。

スポーツ報知

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