巨人のリチャード 注目の移籍第1打席は空振り三振 初球の豪快フルスイングに敵地マツダどよめく
2025年5月13日(火)18時41分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—広島(2025年5月13日 マツダ)
ソフトバンクからトレード移籍した巨人のリチャード内野手(25)は13日、広島戦(マツダ)に「7番・三塁」で移籍即スタメン入り。2回に回ってきた注目の第1打席は空振り三振に倒れた。
この日に広島入りしたリチャード。巨人のアウェーのユニホームに身を包み敵地の打席に立ったプロ8年目の25歳は、相手先発左腕・森が投じた初球145キロの高めの直球をフルスイング。ファウルだったが、その豪快さにスタンドはどよめき。しかし、5球目の外角低めチェンジアップにバットは空を切った。
12日に秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)との1対2の交換トレードが成立。試合前に会見に臨み巨人のユニホームに袖を通したリチャードは「驚きと、僕が今このユニホームを着て今日から野球ができるっていう喜びと感謝の気持ち。あとはホークスで8年間プレーしてきた成長という、これからも成長していくんですけど、その感謝の意味を込めて、ジャイアンツの結果で恩返しができたらという気持ちです」と意気込みを語っていた。
阿部監督は球場入りした際に「守備うまいって聞いた。起爆剤になってほしい。今日出すよ」と、移籍即スタメン起用する考えを示していた。