【広島】中村奨成、1406日ぶりプロ3号 「カープの現役で一番1、2軍を行ったり来たりした自信ある」

2025年5月14日(水)5時0分 スポーツ報知

2回2死、左中間にソロ本塁打を放つ中村奨成(捕手・大城卓三)(カメラ・山崎 賢人) 

◆JERAセ・リーグ 広島5X—4巨人(13日・マツダスタジアム)

 広島・中村奨は、一塁を回ったところで右拳を突き上げた。1点リードの2回2死、巨人・戸郷に痛烈な一発を浴びせた。21年7月7日のDeNA戦(マツダ)以来、4年ぶり、1406日ぶりのプロ3号。「久々だったので興奮した」と首脳陣、同僚からの手荒な祝福を喜んだ。

 ドラフト1位入団から8年目で首の皮一枚という状況を一変させつつある。6回1死の右前打で5試合連続のマルチ安打。21年の15安打を最多に昨季まで通算39安打だったが、今季20安打に到達。最近の姿に「奨成、キテるね」と絶賛している新井監督は「どんどん自信にしてほしい」と目を細めた。

 4月2日に秋山の“代役”として昇格。この日、復帰した秋山を押しのけて1番に座り、結果を残した。「カープの現役で一番、1、2軍を行ったり来たりした自信はある」と、自虐する2軍生活は懲り懲り。チームは今季2度目のサヨナラ勝ちで2位に浮上。このチャンスは絶対に手放さない。(畑中 祐司)

スポーツ報知

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