【バレーボール】サントリーと大阪Bが挑むACLは今日から準々決勝 高橋藍「1点にこだわる」
2025年5月15日(木)13時39分 スポーツニッポン
◇バレーボール アジア・チャンピオンズリーグ男子(2025年5月15日 京都市・島津アリーナ京都)
アジア・チャンピオンズリーグの決勝トーナメントが、きょう15日から始まる。
大会には12チームが参加し、日本からはサントリーと大阪ブルテオンの2チームが出場。そろって1次リーグを1位で通過して決勝トーナメントに進んだ。
サントリーは、きょう15日に準々決勝でD組2位のムハッラク・クラブ(バーレーン)と対戦する。1次リーグを終え、パリ五輪代表の高橋藍は「サンバーズのバレーボールをすれば必ず結果はついてくると自信を持って言える。自分たちの良さを出して、あとは1点にこだわっていきたい」と抱負を口にしていた。
高橋自身は1次リーグ初戦で相手選手と接触して左足首をひねった。1次リーグ2戦目の第3セットを温存されたものの「プレーには問題ない。大事を取って」と無事を強調。今季限りで退団する選手も発表されている中で「最後にみんなで笑って終わりたい」と話してきた。準決勝では、SVリーグ初代MVPのニミル・アブデルアジズを擁するアル・ラーヤン(カタール)と対戦する可能性がある。
大阪ブルテオンは、あす16日に準々決勝でC組2位のナコーンラーチャシーマー(タイ)と対戦する。1次リーグで2連勝を飾った後、今大会を最後に大阪ブルテオンを離れて男子日本代表の指揮官に就任するロラン・ティリ監督は「次に向けて準備したい」と早々に気持ちを切り替えていた。
今大会では、イタリア・セリエAのチステルナにレンタル移籍中の垂水優芽が選手登録され、さらに昨季まで大阪ブルテオンに在籍した日本代表の大塚達宣(ミラノ)との契約も成立。大塚は5月10日までセリエAのプレーオフに出場していたため、準々決勝からの出場となる。
サントリーと大阪ブルテオンは、18日の決勝もしくは3位決定戦で対戦する可能性がある。