オリックスのドラ2寺西 プロ初登板初先発は3回無失点「初回からあんな形に...」 首脳陣から評価
2025年5月15日(木)20時13分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ オリックス0—7日本ハム(2025年5月15日 エスコンF)
勝てば首位再浮上だった首位攻防第3ラウンドに敗れ、オリックス・岸田監督は「また切り替えてやっていきます。一戦一戦、必死にやるだけなんで」と顔を上げた。
プロ初登板初先発に臨んだドラフト2位・寺西は、3回2安打無失点。初回先頭から2者連続四球も後続を抑えるなど、毎回走者を背負いながら無失点でルーキー右腕はデビュー登板を終えた。
「初回からあんな形になったんで、ちょっとどうなるかと思ったんですけど。若月さんから“ゾーンで勝負しよう”って言われて覚悟を決めて、そこからゾーンに投げられてよかった。楽しかったですね。夢見てきた1軍の場所なので。次は勝てるようにやっていきます
」
指揮官は「すごく緊張していたと思うんですけど、初回粘ったところもよかった」と一定の評価。近いうちに次回登板の機会を与えるかという質問にも、「そうですね」と答えた。厚沢投手コーチも「まだ先がある投手なので、きょうは白黒はっきり付ける必要はないのかなと。それよりも、3回を無失点に抑えた自信が、今後に生きるんじゃないかな」と次回登板への期待を込めた。