全米プロ会場で日本の女子選手たちも“大興奮” 勝みなみは絶句の連続「うますぎ…見とれて勉強にならない」
2025年5月16日(金)12時0分 ALBA Net
竹田麗央(左)と勝みなみが、全米プロの会場で男子のプレーに熱視線を送った
<全米プロゴルフ選手権 初日◇15日◇クエイル・ホローC(ノースカロライナ州)◇7626ヤード・パー71>
15日に開幕した今季メジャー第2戦の会場では、日本女子ゴルフ界のトッププロたちも男子のプレーに熱視線を送っている。今週は米女子ツアーがオープンウィークということもあり、観戦していたギャラリーのなかに勝みなみと竹田麗央を発見。初日は松山英樹を中心に、それぞれ気になる選手のプレーを見ていたという。
まず男子のメジャー会場に足を運び共通して感じたことは「雰囲気が女子と男子では違いますね」(勝)、「雰囲気が女子とちょっと違います」(竹田)という部分。勝が「人も多いし盛り上がり方も全然違う」と続けたように、日頃、ギャラリーが少ない米女子ツアーで戦う選手にとって、その光景は刺激的に映ったようだ。
しっかりと松山のプレーを見るのは、今回が初めてという2人。その印象について聞くと、勝は大興奮だ。「アプローチがものすごくうまいなと思いました。やばい! 本当に上手。バンカーでも、『そんなところからスピンをかけるの?』って感じだし、ラフからも普通に打ってる」と、驚愕シーン連発だった。
これ以外にも、他の選手がドライバーを握るなか、アイアンをチョイスするマネジメントなども「コース戦略がしっかりしてるなと思いました。ドライバーを握りたくなっちゃうのに、自分をコントロールして」と感心しきり。「アプローチの打ち方は学びたい…でも、うますぎて見とれて勉強になる感じではないかも。盗めるところはしっかり盗みたい。しっかり見ないと」と、あすはより目を皿のようにして、いいものを持ち帰るつもりだ。
一方の竹田も、おっとり口調ながら「球の高さも違うので、すごい新鮮」と話す。「みなさん小技が上手。バンカーショットをすごくフワッと打っていて、それは自分も練習したいと思いました」と、さっそく収穫を得たようだ。
勝は、「まずイケメン(笑)。スイングもグリップも独特で、こだわってるのが好き」というブライソン・デシャンボー(米国)にも歓声を送った。あすの会場では、松山以外の日本選手のプレーも楽しむ。竹田も2日目の会場に来る予定で、「あしたも松山選手や、DJ、マキロイ選手の組にもつきたい」と、ダスティン・ジョンソン(米国)、そしてメジャー連勝がかかるローリー・マキロイ(北アイルランド)からも“学びを得る”つもりだ。
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