Jリーグ&ルヴァン杯の公式試合球が変更…カタールW杯公式球『AL RIHLA』の使用決定!
2022年5月16日(月)15時5分 サッカーキング
Jリーグやルヴァン杯では現在アディダスの『コネクト21(CONEXT21)』が公式試合球として使用されているが、今月21日よりFIFAワールドカップカタール2022の公式試合球である『AL RIHLA(アル・リフラ)』を使用することが決定した。
『アル・リフラ』はアラビア語で「旅」で、ワールドカップ開催地のカタールへの旅、同大会の決勝戦までの旅を意味しているという。なお、世界最大級のスポーツイベントであり、性別、年齢、人種やナショナリズムに関係なく、あらゆる人々が一体となって熱狂するワールドカップを通して、世界が一つになっていくことを願い、「世界をつなぐ旅が、ここからはじまる。」というコンセプトが込められているようだ。
試合球の特長としては、新形状・スピードシェルパネルシェイプ、エンボスとディボスの2種類の表皮形状、サーマルボンディング製法が挙げられている。
新形状・スピードシェルパネルシェイプは、他に類を見ないアディダス独自の新形状「スピードシェル」を新しく搭載。大小2種類の異形状のパネルを20枚使用した組み合わせは空気抵抗を減らし、より良いキックの正確性と飛行安定性に貢献するという。
エンボスとディボスの2種類の表皮形状は、新形状の突起(エンボス)状シボ(シワ模様)と、陥没(ディボス)状シボを採用し、更なるキックの正確性と飛行安定性の向上に加え、よりカーブのかかるボールを実現している。
サーマルボンディング製法は、熱接合技術により、縫い目の無い表皮構造を可能に。それにより、どこを蹴っても同一の反発力が生じ、正確なパスやシュートを実現することが可能になるようだ。