名古屋ユースから日本代表へ! 菅原由勢、“同期”藤井陽也とのプレーに「感慨深いものがある」

2023年12月29日(金)18時27分 サッカーキング

タイ戦に向けたトレーニングに励むDF菅原由勢

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 日本代表のDF菅原由勢(AZ/オランダ)が29日、メディア対応を行なった。

 カタールW杯後の日本代表の右サイドバック(SB)に定着した菅原由勢は今シーズン、エールディヴィジの月間ベストイレブンにも選出されるなど、欧州での評価が急上昇。5大リーグへのステップアップも噂される同選手は、「現状に僕は一切満足していないので、成長しなければいけないことばかりだと思います」と更なる高みを見据えている。

 そのなかで、今回の日本代表には、内田篤人氏がロールモデルコーチとして帯同。欧州最高峰の舞台にも立ち、長年に渡って日本代表の右SBの主力を張ってきた“先輩”から、直々に指導を受ける菅原は「昨日もですが、色々なことを話しています。もちろん、僕よりもはるかにレベルの高い選手だったので、やっぱり学べるところは学ばなければならないですし、昨日とかも、しっかりそういった技術的な部分もピッチ上で、教えて頂きました。『何かあればいつでも言ってきてよ』という話はさせてもらっています。ホントに気になる所があれば、しっかり聞きにいくつもりです」と熱意を語った。

 続けて、菅原は「ただサイドバックにしてもタイプが色々ありますからね。そのなかで、お互いが違いも分かっていると思いますし、それとは逆に共通項はなんなのかというところも、お互いに共有し合うことがとても大切なこと。僕は、こうだからこれしかやらない、というのは僕にはありませんし、篤人さんにもないと思うので。そういう意味では、オープンな会話ができています。僕にとってプラスになることしかないので、ほんとに学べるだけ学びたいです」と成長への意欲を示した。

 また菅原は、名古屋グランパスユースからの戦友で、今年3月以来となる2度目の日本代表に選出されたDF藤井陽也(名古屋グランパス)にも言及。同学年ながら、トップチーム昇格後4年目の昨シーズンに才能を開花させた藤井に対して、高校3年時にプロ契約を締結し、19歳で欧州へと渡った菅原は「オフとかに結構会っていたので、そういったサッカー系の話は色々しました。彼自身もキャリアの分岐点に居ると思うし、来年どうなるのかというところは本人もまだわかっていないと思いますが、やっぱりJリーグにいても日本代表に入ってこれるポテンシャルや実力はある、と僕は昔からやってて感じていました」としつつ、「彼自身がどうするかによって、ここに来られるか、来られないかは決まるものだし、それは僕も同じで、たまたま先に日本代表に入りましたけど、彼ならこの先も、もっともっと残っていくと思います。ほんとに小学校の頃から一緒にやっていますし、今日も一緒に隣でやりましたが、やっぱりそれは感慨深いものがある」と思いを巡らせている。

 元日のタイ代表戦では、プレーの舞台を名古屋グランパスユースから日本代表へと移した“同期コンビ”に注目だ。

サッカーキング

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