綱取りの大の里は土つかずの6連勝 豪ノ山に完勝
2025年5月16日(金)17時37分 スポーツ報知
大の里(右)が押し出しで豪ノ山を下す(カメラ・安藤 篤志)
◆大相撲夏場所6日目(16日、東京・両国国技館)
綱取りを目指す大関・大の里(二所ノ関)は、西前頭2枚目・豪ノ山(武隈)を押し出し、土つかずの6連勝とした。右四つでまわしに手が届かなかったが、相手の押しにも後退せず、圧力をかけて完勝。
前日は、40歳の東前頭3枚目・玉鷲(片男波)に完勝し、大関4場所目で初の5連勝発進を成し遂げ「いいと思う。最初が大事と思っていたので良かった」と満足そうに話した。本場所総見で訪れた横綱審議委員会の大島理森委員長(元衆院議長)からも「泰然とした相撲でありながら、力強さを見せてくれた」と高評価を受けた。日に日に、踏み込みと出足が鋭くなっており、横綱ロードを着実に進んでいる。