大谷翔平が「ボブルヘッドデー」に14&15号 ロバーツ監督「4~5個じゃ足りない」「もっと必要」
2025年5月16日(金)14時57分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース19—2アスレチックス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠地・アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。自身の「ボブルヘッドデー」に今季初の2打席連発をマークするなど4打数2安打6打点と大暴れした。
1本目は5点リードの3回1死一、二塁。2番手右腕・アレクサンダーのチェンジアップを捉え、左中間席まで運んだ。三塁を通過する直前には右手を挙げてガッツポーズをつくり、本拠地は大きくわいた。打球速度は102・9マイル(約165・6キロ)、角度28度、飛距離382フィート(約116メートル)だった。この日は昨季達成した「50—50」(50本塁打、50盗塁)の盗塁をイメージした自身の「ボブルヘッドデー」。通算で4度目、今季2度目の人形配布試合で、サヨナラ本塁打をマークした4月2日(同3日)のブレーブス戦に続き“3戦連発”とした。
勢いは止まらない。11点リードの4回1死一塁ではバックスクリーン左へ今季初の2打席連続アーチ。15号2ランは、打球速度109・6マイル(約176・4キロ)、角度21度、飛距離418フィート(約127メートル)の弾丸ライナーだった。本塁打王争いで再び両リーグトップタイに浮上した。
ロバーツ監督は「彼(大谷)については、もうこれ以上形容する言葉が残っていないくらいだ。彼は本当に素晴らしい野球をしているし、それが信じられないことではなくなっている。(今日の活躍の要因は)多分、『ボブルヘッドデー』だったからだな(笑)」と報道陣の笑いを誘った。今季、大谷の「ボブルヘッドデー」はあと2回予定されているが、「もっと必要だね。年間4〜5個じゃ足りない。なぜなら、彼がボブルヘッドデーの夜には本当に結果を出すから」と舌も滑らかだった。