大谷翔平 術後最多50球のブルペン投球 次回は打者相手に実戦形式登板の可能性 最速90マイル台前半
2025年5月18日(日)10時22分 スポーツニッポン
ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、本拠でのエンゼルス戦前に術後最多の50球のブルペン投球を行った。球団関係者によると、最速は90マイル台前半だった。
大谷は実戦を想定し、25球投げた後にインターバルを挟んで休憩を取った後、再び25球を投じた。走者を想定して主にセットポジションから投げ、球種はフォーシーム、ツーシーム、カットボール、スプリットの4球種だった。
球団関係者によると、次回は打者を相手にした実戦形式の投球練習になる可能性があるという。
球団首脳は当初の5月下旬〜6月上旬での投手復帰プランを軌道修正。オールスター戦以降の後半戦にローテーション入りを見込んでいる。デーブ・ロバーツ監督は大谷の復帰時期について「正直なところ、今の時点では全く分かりません。仮に通常のスプリングトレーニングで投手を仕上げる場合でも、数カ月はかかりますから。それがそれより早いのか遅いのかも、現時点では分かりません。成り行きを見守るしかありません。先発投手として仕上げる必要があるので、それには時間がかかるということも理解しています。ですから今は、非常に慎重に進めています」と話している。