【全米プロ】松山英樹 1オーバー72「グリーンマイル」連続ボギーで後退
2025年5月16日(金)8時24分 スポーツニッポン
◇米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権第1日(2025年5月15日 米ノースカロライナ州 クウェイルホロー・クラブ=7626ヤード、パー71)
メジャー第2戦が開幕し、21年マスターズ以来のメジャー2勝目を狙う松山英樹(33=LEXUS)は3バーディー、4ボギーの1オーバー72で回った。ホールアウト時点で59位。
ウィンダム・クラーク(31=米国)、トム・キム(22=韓国)と同組で1番からスタートした松山は4番パー3で1・5メートルにつけてバーディーを先行させた。
6番でボギーを喫したものの、8番で1メートル強につけて取り返した。10番では7メートルのパットを沈めて2アンダーまで伸ばした。しかし12番でガードバンカーから寄せ切れず一歩後退。波に乗り切れないまま終盤に突入した。
16番以降は「グリーンマイル」(死刑台に続く道)と呼ばれる難関3ホール。松山にとっても苦しい道のりとなった。
16番では第2打がグリーン左にこぼれ、3メートルのパーパットを外した。パー3の17番ではティーショットがグリーン手前に止まり連続ボギー。1オーバー72で初日を終えた。
クウェイルホロー・クラブは因縁のコース。8年前の17年大会で最終日途中でトップに立ちながら後半失速して5位に終わり悔し涙を流した。リベンジを期す舞台。好スタートを切ることはできなかったが、上位と差はない。2日目以降の追い上げを目指す。