【RIZIN】新居は1年2カ月ぶり参戦のノジモフと対戦決定 「倒します」ときっぱり
2025年5月16日(金)19時3分 スポーツニッポン
格闘技イベント「RIZIN」は16日、リモート会見を行い、「RIZIN LANDMARK11 in SAPPORO」(6月14日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加対戦カードを発表した。
榊原信行CEOと新居すぐる(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)がインスタグラムライブに登場。新居の対戦相手にイルホム・ノジモフ(30=ウズベキスタン)を発表した。
新居は高校柔道北海道大会優勝の実績を持ち、マッハ道場で本格的に総合格闘技を始める。地下格闘技を経て13年9月のGLADIATORでプロデビュー。15年6月の「VTJ GRAPPLERS CROWN 2nd」で優勝後は柔道で培った寝技とフィジカルを武器に活躍。18年4月、ハワイのX−1 World Eventsで8人制ワンナイトトーナメント優勝。21年10月、初参戦のRIZINで中村大介に一本負け。22年2月、山本空良に1R TKO負けで2連敗に。PANCRASEで得意のアームロックで2連勝すると23年6月、RIZIN北海道大会で同郷の飯田健夫を相手に1RサッカーボールキックでRIZIN初勝利を挙げた。9月、PANCRASEフェザー級王座決定戦で亀井晨佑に2R序盤で洗濯バサミを極め王座獲得。大みそかのRIZINでは弥益ドミネーター聡志を右フックで仕留めた。しかし5連続フィニッシュ勝利の勢いで臨んだ24年7月、国内最強の寝技師・摩嶋一整に2Rリアネイキッドチョークで一本負け。8月、PANCRASE王座を返上。大みそか、後輩・武田光司とのRIZINフェザー級サバイバルマッチで、3Rに自身の膝による2度目のローブローで武田が続行不可能となりテクニカル判定3−0で敗北。苦しいRIZIN2連敗となった。今回リーチ差17・5センチのノジモフの腕を必殺技で極め、地元での一本勝ちを目指す。
一方のノジモフは2015年にプロ総合格闘技デビュー。長いリーチから繰り出されるパンチとバリエーション豊富な蹴りが強みのストライカー。18年3月から数々の団体に参戦。22年10月、初参戦のUAE Warriorsでギロチンチョークによる一本勝利を挙げ、破竹の7連勝。続く23年3月にはラステム・クダイバーゲノフとのキャッチウェイト戦で1Rわずか8秒、ファーストコンタクトで蹴り足を捉えられ右オーバーハンドでKOされると混乱し、レフェリーにつかみかかる事態に。23年11月、RIZIN初参戦となったアゼルバイジャン大会でホアレス・ディアに判定勝利。2戦目の24年7月、山本空良と対戦。2R、右ストレートでダウンを奪うとパウンド猛追でTKOし、日本デビュー戦を華々しい白星で飾った。RIZINフェザー級で屈指のストライカーが寝技師の新居をKOし、その存在感を示せるか。
ノジモフと対戦が決まった新居は「必ず倒します」とKO勝利を約束していた。
さらに追加対戦カードで山本空良—鈴木博昭(RIZIN MMAルール:5分 3R=66・0キロ)遠藤来生—ザーシ・バーディン(RIZIN MMAルール:5分 3R=66・0キロ)シナ・カリミアン—荒東“怪獣キラー”英貴(RIZIN MMAルール:5分 3R=120・0キロ)が発表された。