17歳の岸里奈は杉原愛子に逆転され2位も初の世界選手権代表入り 「得たものはあった」

2025年5月17日(土)20時11分 スポーツ報知

岸里奈

◆体操 NHK杯 第1日(17日、東京体育館)

 体操の世界選手権(10月・ジャカルタ)代表最終選考会を兼ねる大会で、4月の全日本選手権の得点を持ち越し、女子個人総合が行われ、全日本で初優勝した24年パリ五輪代表の岸里奈(戸田市SC)が、合計162・130点で2位。初制覇は逃したものの、初の世界選手権代表を手にした。

 持ち点で2位の杉原愛子に0・933点差をつけてスタート。最初の種目の跳馬で14・333点の高得点をたたき出すと流れをつくり、2種目終わった時点で杉原に1・600点差に広げていたが、3種目目の平均台でまさかの落下で得点差は0・200点差にまで迫られた。最終の床で代名詞になりつつあるH難度の大技「シリバス(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)をきっちと決めるなどしたが、逆転された。「目標にしていた金メダルには届かなかったんですが、平均台でミスをして余裕がなかった部分あったけど、切り替えて最後の床まで諦めないところは発揮できた。得たものはあったのかなと思う。最大の目標はオリンピック。その目標に向けて一つ一つの試合をしっかりこなしていきたい」と気持ちを引き締めた。

スポーツ報知

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