鎌田大地「サンドバック状態になったけど…カップ戦は勝てばなんでも」1861年創設クラブの初タイトル貢献
2025年5月18日(日)14時32分 スポーツ報知
イングランド協会(FA)杯の決勝が17日、ロンドンのウェンブリー競技場で行われ、日本代表MF鎌田大地がフル出場したクリスタルパレスがマンチェスターCを1—0で破り、1861年の設立以来、初の主要タイトルを獲得した。来季の欧州リーグ出場権も獲得した。
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鎌田大地は「難しい試合だったが、勝てて良かった。1位と2位じゃ大きな差がある。内容どうこうより、チームみんなで勝ち取った勝利だと思います」と勝利を誇った。
前半16分に鎌田も加わった速攻からMFエゼが先制点。防戦一方となる時間帯も長かったが、虎の子の1点をチーム全員で守り抜いた。
鎌田は「サンドバック状態になったけど、カップ戦なんで勝てばなんでもいいので。まあでも内容自体はあまり褒められるものではないかな」と苦笑いを浮かべながらも、歓喜に酔いしれた。今大会で144回目を数える世界最古のカップ戦で、日本人初のタイトルホルダーとなった。
2季ぶり8度目の優勝を狙ったマンチェスターCは2016〜17年シーズン以来となる主要タイトル無冠が決定した。