カブスとマイナー契約の前田健太 3Aで移籍後初登板も2回4安打4失点の乱調
2025年5月18日(日)11時49分 スポーツ報知
◆米マイナーリーグ アイオワ10—9セントポール(17日、アイオワ州デモイン=プリンシパル・パーク)
タイガースを退団し、カブスとマイナー契約を結んだ前田健太投手(37)が17日(日本時間18日)、カブス傘下3Aアイオワで本拠地の3Aセントポール戦に先発登板し、2回56球を投げて4安打、3四死球4失点でマウンドを降りた。
初回は死球と中前打で無死一、二塁のピンチを招くと、2本の適時二塁打と犠牲フライで計4失点を失う苦しい立ち上がり。2回も2死から二塁打を浴びたが、最後は後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。
前田はツインズからFAとなった23年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結ぶも、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに回り、先発復帰を目指した今季もリリーフでスタートし7試合投げ防御率7・88と調子が上がらず、1日にDFA通告、いわゆるメジャー契約40人ロースター枠から外され、事実上の戦力外となっていたが、高額の年俸が残っており、他球団からの獲得はほぼ絶望でFAとなり、カブスは前田がメジャーに昇格した場合、最低保証年俸の76万ドル(約1億1000万円)を日割りで支払うことになる。