フライブルク堂安 悲願CL出場権獲得ならずも最終節で決めた!欧州5大リーグ日本人7人目の2桁得点達成
2025年5月18日(日)0時42分 スポーツニッポン
◇ドイツ1部最終節 フライブルク1ー3Eフランクフルト(2025年5月17日 フライブルク)
フライブルクMF堂安律(26)が17日、ドイツ1部最終節の本拠アイントラハト・フランクフルト戦に先発フル出場。前半27分、今季10点目となる先制ゴール。欧州5大リーグ日本人7人目となるリーグ戦2桁得点を達成したが、試合は1ー3と逆転負けを喫し5位転落。クラブ史上初の欧州CL出場権獲得とはならなかった。
欧州CL出場権争いは3位Eフランクフルト(勝ち点57)、4位フライブルク(勝ち点55)、5位ドルトムント(勝ち点54)の三つ巴に。注目の最終節ではフライブルクがEフランクフルトと直接対決。勝利すれば無条件でCL出場権獲得となる大一番、堂安は14試合連続でスタメン起用された。
試合開始直後から積極的にボールに絡むと前半27分に待望の先制ゴール。左サイドのロングスローから味方が頭ですらしたボールを左足ダイレクトボレー。豪快にネットを揺らし、本拠サポーターを沸かせた。
これで堂安は中田英寿(ペルージャ)、高原直泰(Eフランクフルト)、香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(マインツ)、中村敬斗(Sランス)、町野修斗(キール)に続き欧州5大リーグ日本人7人目となるシーズン2桁得点を達成。リーグ戦の2桁得点はプロキャリア初という躍進となった。
しかし、チームは前半終了間際に失点。同点に追いつかれると後半16分、DFクリステンセンのミドルシュートを浴び1ー2。さらに3分後にも失点し痛恨の逆転負け。
一方、他会場ではドルトムントが勝利し4位浮上。フライブルクは5位転落で悲願のCL出場は叶わなかったが、欧州リーグ(EL)の出場権を手にすることになった。
<欧州5大リーグの日本選手シーズン10得点以上>
▼15得点
岡崎慎司(マインツ)13−14年
▼13得点
香川真司(ドルトムント)11−12年
▼12得点
岡崎慎司(マインツ)14−15年
▼11得点
高原直泰(Eフランクフルト)06−07年
中村敬斗(Sランス)24−25年(※33節終了時点)
町野修斗(キール)24−25年 32試合11得点
▼10得点
中田英寿(ペルージャ)98−99年
★堂安律(フライブルク)24−25年