友風が“嘉陽作戦”で白熊を撃破 「初めてのもろ差し。2本差してから、どうしていいのか、わからなくなった」

2025年5月19日(月)16時24分 スポーツ報知

友風(左)が寄り倒しで白熊を破る(カメラ・今西 淳)

◆大相撲夏場所9日目(19日、東京・両国国技館)

 東十両7枚目・友風(中村)が西3枚目・白熊(二所ノ関)を寄り倒して6勝3敗とした。

 少し遅らせた立ち合いから強引にもろ差しになった。引きつけて白熊を追い詰め最後は寄り倒した。

 「2度対戦した時は突き押しで攻めましたが、(白熊は)力強いし、体が固いので勝てなかった。さあ、どうすると考えた時、うちの嘉陽が『もろ差しになれば勝てますよ』と言ってきたので、師匠(中村親方=元関脇・嘉風)と相談して、嘉陽にアドバイスしてもらいました。自慢じゃないですけど、私は顔への張り手ともろ差しはやったことがない。2本入った時にどうすればいいのか、わからなかったです。思わず(相手の)背中で手を組んでしまいました」と笑った。

 白熊に左右に振られて2度ほど、不安を抱えている右足で踏ん張った。「やばかったです。膝が壊れるのではないかと思いましたけど、なんとか粘りました」と気持ちも充実していることを明かした。

スポーツ報知

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