【中日】山本泰寛、古巣・巨人から２打席連続本塁打に「びっくり」 井上監督も「お盆とお正月が...」と驚き
2025年5月19日（月）5時0分 スポーツ報知
２打席連本塁打を放ち笑顔の山本泰寛（カメラ・堺 恒志）
◆ＪＥＲＡセ・リーグ 巨人４—７中日（１８日・東京ドーム）
中日・山本が古巣に強烈な恩返しをした。新人だった１６年から５年間在籍した巨人を相手に、プロ１０年目で初の２打席連続本塁打。「びっくり。いい日になった」と素直に喜んだ。
まずは１—１の５回に、一時勝ち越しとなる１号ソロ。堀田の直球を左翼席へ運んだ。２点を勝ち越された７回１死でも、船迫から左越えへ追撃弾。試合前に「ホームラン打つならこの球場しかないぞ」と冗談交じりに激励した井上監督は「お盆とお正月が（一緒に来た）って感じです」と伏兵のパンチ力を褒めた。
２発目の直後に逆転２ランで試合を決めたのが板山だった。同じ９３年世代で阪神から戦力外通告を受け、移籍２年目を迎える２人の活躍。８回にはボスラーにもダメ押しの２号２ランが飛び出した。チームとしても１試合４本塁打は３年ぶり。２４年８月２４日から続いていた東京Ｄでの連敗を９で止めた。今季はまだ同一カード３連敗がなく、借金も３。投手力に加え、空中戦も武器になれば面白くなる。（森下 知玲）
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