今度はコーチが...中日で新たにオンラインカジノ賭博利用者発覚 オリックス、巨人は選手の利用を公表

2025年5月19日(月)21時34分 スポーツニッポン

 中日が19日、小山伸一郎2軍投手統括コーチ(46)がオンラインカジノで賭博をしていたと発表。当面の間、謹慎を通達した。

 プロ野球界のオンラインカジノ利用をめぐっては、今年2月にオリックス・山岡泰輔投手の利用が発覚。その後、12球団への調査が行われ、今年3月までに計8球団16選手の利用が判明した。

 中日も開幕前までに自己申告を呼び掛けたが、小山コーチから申告はなかったという。愛知県警から任意の出頭要請に応じた。

 3月までに判明した分は、刑法の単純賭博罪の公訴時効(3年)にかからない2022年2月以降の案件で、処分と名前の公表は各球団に一任された。

 日本プロフェッショナル野球組織(NPB)と12球団は、常習性の低い単純賭博だったため試合出場停止や活動自粛ではなく、制裁金を科すことを決定。立場や年俸に基づく目安を協議した上、賭けの回数、期間や頻度、金額などを調査した結果、1人につき10万から300万円の間での制裁金の金額を決めるとし、計1020万円の制裁金を科したと発表していた。

 また、多数のオンラインカジノ利用者が発生した事実を重く受け止め、全12球団とNPBが相応の金額を供出し、先の制裁金と合わせ計3000万円を、ギャンブル依存症対策などの取り組む団体などに寄付するとした。

 今月に入ってからは、警視庁が賭博容疑で、巨人のオコエ瑠偉外野手と増田大輝内野手を書類送検したことが捜査関係者への取材で判明。巨人は氏名は伏せた上で、所属2選手のオンラインカジノ利用を認めていた。

スポーツニッポン

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