富永啓生「成長しないと...」プロ1年目Gリーグで感じた手応えと課題 アジア杯についても言及
2025年5月19日(月)8時51分 スポーツニッポン
米プロバスケットボールNBA下部Gリーグのマッドアンツで1年目のシーズンを終えた日本代表の富永啓生(24)が19日放送のWOWOW「NBAプレーオフ西準決勝 サンダーVSナゲッツ第7戦」のゲスト解説として生出演。プロ1年目を総括した上で、今夏のアジア杯について言及した。
「すごく良い経験をさせてもらった。プレータイムなどは苦労しましたけど、レベルの高い環境で練習できたことも含めて、自分のこれからのキャリアにとってよかったことだと思った」とプロ1年目を総括した。
プロ1年目はGリーグマッドアンツでプレーした富永。開幕当初はなかなかプレータイムも得られなかったが、シーズン終盤になると得意に3Pシュートを決める本数も増えてきた。「今までは長い時間プレーして結果を出してきたけど、今季は短い時間で結果を出すことを求められたので、出場したら攻守で積極的にプレーすることを意識していた」と振り返った。
その中でオフェンス面に関しては大きな手応えを感じていた。「シュートやドライブそしてクリエイトの部分は通用したかなと思います」と説明。一方で「ディフェンスやフィジカルに関してはまだまだ成長しないといけない」と今後の課題を挙げた。
特にフィジカル面に関しては「ベテラン選手もいる中で。体の当たり方も違った。フィジカルの違いに戸惑うこともあったけど、シーズンが進むにつれて解消してきた」と語った。
今夏は日本代表としてアジア杯出場を視野に入れている。「日本のバスケットも年々レベルアップしてる。その一員として日本のレベルアップに貢献出来たら嬉しいので、積極的に頑張っていきたい」と意気込んだ。