「お願いだ…」CL制覇の2011-12シーズン、ドログバ氏がマタに懇願したこととは?

2020年5月21日(木)17時50分 サッカーキング

2011-12シーズンにチェルシーでCLを制覇したドログバ氏 [写真]=Getty Images

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 現役時代にチェルシーなどで活躍した元コートジボワール代表のディディエ・ドログバ氏が、チャンピオンズリーグ(CL)初優勝を果たした2011−12シーズンを、自身のツイッターで振り返った。

 ドログバ氏は、20日にツイッターを更新。8年前、バイエルンとの死闘を制して優勝を果たした2011−12シーズンのCLを回顧した。

 コートジボワールの英雄はCL決勝の数カ月前、2012年3月に指揮官のアンドレ・ヴィラス・ボアス氏が解任された直後、チームミーティングが開かれたことを明かした。

「選手たちはミーティングで、ヴィラス・ボアスの解任に対して自分たちにも責任の一端があることを認めたんだ。キャプテンのジョン・テリーが話し、フランク・ランパードも口を開いた。私がチェルシーに加入してから、8年の月日が流れていた。常にビッグイヤー獲得を目指してきたけど、ずっと手が届くことがなかったんだ。でもあのシーズン、チーム全員が自分自身のエゴを脇に置き、同じ目標に集中すると誓ったのさ」

 また、ドログバ氏はミーティングの後、チームメイトのスペイン代表MFフアン・マタに“あるお願い”をして、大いに驚かれたという。

「私は当時23歳のマタに『お願いだ、マエストロ。僕が栄光を手にするのを手伝ってくれ』と言ったんだ。彼は私を見て『どうかしてしまったのかい?』と驚いていたよ。だから、私はこう続けた。『勝つための手助けをしてくれ。8年間ここにいて、一度もビッグイヤーを手にしていないんだ。君だって、その中の一人だろ?』とね」

 2012年5月19日、ドログバ氏は喉から手が出るほど欲しかったビッグイヤーを、ついに手にすることとなった。

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