巨人・丸佳浩、14打数1安打でも1軍復帰は秒読み段階 実戦復帰後初のフル出場「突き詰めていくだけ」

2025年5月22日(木)6時10分 スポーツ報知

イースタン・楽天戦の8回、内野ゴロで打点を挙げた丸

◆イースタン・リーグ 楽天3—2巨人(21日・森林どり泉)

 右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷から復帰した巨人・丸佳浩外野手(36)が21日、イースタン・楽天戦(森林どり泉)で実戦復帰後初のフル出場を果たした。1軍復帰へ向けた最終段階に入ったベテランを、ファーム担当の小島記者が「見た」。

 安打こそ出なかったが、丸の言葉には1軍復帰へ向けて着実に前進している実感がこもっていた。2日連続のスタメン出場を終え、「多少の(体の)張りはありますけど、異常な張りとかではない。しっかりと最終段階まで来たな、という感じ」と力強く言った。

 「安打が出てないので、あまり見栄えは良くない」と言うように、復帰後は4試合で14打数1安打。それでも、打席での感覚のズレを修正する作業は着実に進む。「しっかり振りにいく球は振って、見逃す球は見逃すことが、わりかしできている。少しずつアジャストできているような気がしている」と振り返った。

 前日20日の同戦では捉えた打球が一直となり、この日も8回無死一、三塁で「芯近辺で捉えた」打球が二ゴロになった。「あとは振りにいく球を仕留められるかどうか。芯に当たった打球が、もうちょっと(角度が)上がってくれたら」。残す課題は明確で、あとは微調整を残すだけではないかと感じた。

 計4度の左翼守備も問題なくこなし、「(打撃面で)アジャストできるように、突き詰めていくだけ」。通算1842安打のベテランの1軍復帰が、秒読み段階に入った。(ファーム担当キャップ・小島 和之)

スポーツ報知

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