【川口オート G2川口記念】76歳・篠崎実が貫禄の2着 「昭和じゃダメ。令和のレースをしなくちゃ」
2025年5月22日(木)18時14分 スポーツニッポン
川口オートのスポニチ杯G2「川口記念」は22日、2日目を迎えた。
6R・二次予選Bは中盤で先頭に立った阿部剛士を篠崎実が追いかける展開。最後までチャージをかけた篠崎だったが2着に終わった。
だが、76歳の御大は惜敗にも満足げ。開口一番「まあまあいいかな」。これはだいぶ満足した時のセリフだ。
試走の「3.33」は何と一番時計。「試走でまずビビらすんだよ。年寄りナメんなよ、ってね」
もちろんベテランの迫力だけでは押し切れない。エンジンも微調整した。「スプリングを緩めたら、それがうまくいった」と明かした。
スタートを決め、最後まで攻めたレースぶりに「走りが若いね」と言われると、「つまらないレースはしたくないよ。そんなのは昭和のレース。令和のレースをしなくちゃ」
昭和46年からオートレーサーとして走っている篠崎。業界一のベテランだが、走りは令和へとアップデートされているようだ。