【卓球】張本美和 シングルスはメダル逃す...過去5戦全敗の世界2位・中国選手にストレート負け
2025年5月23日(金)23時15分 スポーツニッポン
◇卓球・世界選手権(2025年5月23日 カタール・ドーハ)
女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング6位の張本美和(16=木下グループ)は同2位の王曼イク(中国)に0−4のストレートで敗れ、メダル獲得を逃した。
第1ゲームは8連続失点など一気に走られ、5−11で落とした。第2ゲームも8−11と競り負け、第3ゲームも9−11で取られた。第4ゲームも5−11で押し切られ、表彰台に届かなかった。
初出場となる世界選手権個人戦。女子ダブルス、混合ダブルスを含めて3種目に出場し「“メダルを獲りたい”という目標でもいいけど、やっぱり自分は金メダルが欲しい」と3冠に照準を合わせてきた。だが、前日の混合ダブルス準々決勝で中国ペアに惜しくも敗退。試合後は「前は見えなかった自分の課題が見えてきた。修正していきたい」と涙をこらえながら話した。
悔しさを抱えながらも、その数時間後に行われたシングルス4回戦、女子ダブルス準々決勝を制した。シングルスのメダルを懸けて戦う王曼イクには、過去5戦全敗。4月のW杯では3−4のフルゲームまで持ち込んだが死闘の末に敗れ、リベンジの思いを胸に挑んだ。