井上尚弥VS亀田和毅の世界フェザー級統一戦も実現の可能性 レジェンドが「井上チャンピオンは狙ってる」
2025年5月23日(金)15時0分 スポーツニッポン
渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のボクシング元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。IBF世界フェザー級王座に挑む亀田和毅(33=TMK)の試合を予想した。
24日、大阪で王者のアンジェロ・レオ(31=米国)と対戦。前日計量は両者パスした。
渡嘉敷氏は「前評判通りならKO負け。でも、勝てば凄い評価が上がる」と切り出した。
畑山氏は「フェザー級は難しいクラス。激戦区でチャンピオンができにくい」と指摘した。
フェザー級の日本人世界王者は過去、西城正三、柴田国明、越本隆志、長谷川穂積、粟生隆寛の5人しかいない。
この階級のベルトを狙うのが現世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)だ。
畑山氏は「井上チャンピオンとすれば3階級4団体制覇狙ってる」とし、今回の試合の勝者はいずれ井上との対戦の可能性が出てくると指摘した。
それは亀田和の狙いでもある。46戦42勝(23KO)4敗で元世界2階級王者という輝かしい戦績を誇りながら正当に評価されているとはいえない。
フェザー級で井上と統一戦が実現すれば大きな話題となるのは間違いない。
畑山氏は「ただ、今までの亀田くんでは勝てない。どれだけブラッシュアップしてくるか」と、変身に期待した。
竹原氏は「亀田くんが中学出てメキシコ渡って46戦した苦労人だよね」と評し、「KO負けが1度もない」という巧者ぶりも指摘した。
3人は「イチかバチか」で勝負すれば勝機も生まれると意見を一致させた。