【卓球】大藤沙月 シングルスでのメダル獲得ならず、世界女王に善戦もあと一歩届かず

2025年5月23日(金)21時19分 スポーツニッポン

 ◇卓球・世界選手権(2025年5月23日 カタール・ドーハ)

 女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング8位の大藤沙月(21=ミキハウス)は同1位で前回王者の孫穎莎(中国)に1—4で敗れ、混合ダブルスに続く2個目のメダル獲得はならなかった。

 世界女王を相手に積極的に攻めた。第1ゲームを11−9で先取。しかし、第2ゲーム、第3ゲームを8−11、4−11で失い、逆転を許した。第4ゲームはリードを奪ったが、9−9と追いつかれた。デュースに持ち込んだものの、11−13で落とした。

 第5ゲームは出だしから4連続失点で主導権を握られると、最後まで流れを変えることができず、5−11で敗戦が決まった。

 昨年4月に125位だった世界ランキングは現在8位。早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)に次ぐ日本勢3番手までランクを上げた。昨年10月から坂本竜介コーチに指導を仰ぎ、攻撃的なスタイルへと転換。それに合わせて用具も変更し、目覚ましい進化を遂げてきた。

 ただ、4月のW杯では準々決勝で敗退するなど、最近では思うように結果を残せなかった。「対策されても勝っていかないといけないとなった時に、少し“入れる”要素が増えてしまった。少し安定した卓球に戻ってしまっていた」。大会までの練習ではミスを怖がらずに打ち込み、攻撃的な姿勢を取り戻そうとしてきた。

スポーツニッポン

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