元賞金女王・村口が2アンダーで4位タイ発進 女子はレジェンズ2人が上位に
2025年5月24日(土)16時14分 スポーツニッポン
◇ゴルフ・マイナビシニア&レディースカップ第1日(2025年5月24日 千葉県柏市・藤ケ谷GC)
男女シニアと女子が、アマチュアと同組で回る混合戦が開幕し、女子は大竹康子(49=唐沢GC)が3アンダーの3位で女子のトップ、村口史子(58=フリー)と藤本麻子(34=フリー)が2アンダーで4位タイにつけた。
レジェンズツアー(45歳以上)を主戦場とする大竹は、最終18番のティーショットをバンカーに入れてボギーとしたものの、女子レギュラー勢を抑えて女子のトップに立った。スタートの1番パー5で第3打をピン10センチにつけるなど「ショットがビタビタきてた」と言う。所属の唐沢GCと同じ高麗グリーンも攻略し「きわどいパーパットも拾えた」と初日を振り返った。
2010年にレギュラーツアーからは離れたが、45歳になった20年にレジェンズツアーに復帰。「10年間、下半身や腹筋など、体づくりをしっかりやった」と言う。疲れが出る後半も「下半身をしっかり動かせた」と好発進を分析した。
1999年の賞金女王の村口は、4バーディー2ボギーでまとめ「珍しく、ショットがまっすぐ飛んだ」と笑った。前日にプライベートで回ったラウンドの調子が悪く、「まずいと。男子の足を引っ張らないように、淡々と回った」結果が「何かよかった」と淡々と話した。
レギュラーツアーで7勝を挙げたが、冬にぎっくり腰を繰り返すなど、腰痛に悩まされて2004年に引退した。12年にレジェンズツアーに復帰。昨年から通い始めたはり治療で腰痛が緩和された。6月には、自身が主催の「こども食堂チャリティーコンペ」を同じ藤ケ谷CCで開催する。「素晴らしいコース。コースチェックも兼ねてます」と、最後まで力みがなかった。