【2000安打一問一答2】楽天・浅村「忘れることのないヒット。一番思い出に残ると思う」
2025年5月24日(土)21時13分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 楽天2—1日本ハム(2025年5月24日 楽天モバイルパーク)
楽天の浅村栄斗内野手(34)が、24日の日本ハム戦(楽天モバイル)の初回に先制の右前適時打を放ち史上56人目の通算2000安打を達成した。試合後会見での主な一問一答は以下の通り。
——第1打席に入る前の気持ちは。
「打席に入った時はそんなに考えてもいなかったですけど、前の小深田が盗塁していきなり得点圏に回って。ここ何試合かなかなか点も取れていないですし、先制点も取れない中での初回の得点圏。2000本というよりも、とにかくチームのために先制したいという気持ちが強かった。それしか考えていなかった。打った瞬間に2000本だなと考えましたけど、打席の中では考えていなかったです」
——感触は。
「長所である右方向に強い打球を打つと言うことを若い時からやってきましたので、2000本目もそういう形でいいヒットだったと思います」
——2000安打も4月22日の日本ハム戦での通算300号本塁打も長所が生きる打撃だった。
「理想的なバッティングができたと思いますし、自分は右方向に打てるようになってから安定した成績を若い時から出せるようになりました。自分の中で右方向にヒット、ホームランを出すというのは凄く大事なことですし、自分の長所でもあるので、そういう打撃を節目節目で打てたというのはまだまだできそうだと思いますし、やらないといけないなと思います」
——どんな人に何を伝えたい。
「良い時も悪い時も変わらず、支えてくれた人は本当に多くて、そういう人たちのために打ちたいという気持ちはありました。そういう人たちの前で打てて、ちょっとした恩返しはできたんじゃないかと思います」
——ここまでのキャリアでどのようなヒット?
「忘れることのないヒットになると思います。2000本というヒットを打ってきましたけど、その中でも一番思い出に残ると思います」