磨いた右打ちで2000本安打、楽天・浅村栄斗「これからも1本1本」…記念の試合を勝利で飾る

2025年5月24日(土)17時17分 読売新聞

1回1死2塁、通算2000本安打となる先制適時打を放つ浅村(24日)=永井秀典撮影

 楽天2—1日本ハム(パ・リーグ=24日)−−楽天の浅村が17年間のプロ生活を通して培った技術を象徴する一打で、通算2000安打の大台に到達した。一回一死二塁の好機で、外角への変化球をしっかり手元に呼び込んで振り抜き、右前へ鋭くはじき返す先制適時打とした。

 2009年の西武入団当初は引っ張り傾向が強かったが、打席と逆方向の右打ちを磨いたことで、広角に強打を打ち分ける球界屈指のスラッガーへと飛躍した。プロ野球史上56人目の偉業を達成し、「節目の1本を打つことができましたが、シーズンはまだまだ続きます。これからも1本1本ヒットを積み重ねて、優勝を目指して頑張っていきます」と決意を新たにしていた。

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