今オフFAの目玉 日本ハム加藤貴之にささやかれる「意外な本命球団」

2023年5月26日(金)11時33分 ココカラネクスト

安定感抜群の左腕には多くの球団が熱視線を向けているとされる(C)CoCoKARAnext

 日本ハムは25日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)に5−1と勝利。先発した加藤貴之投手は、6回5安打1失点で4勝目を挙げた。

 加藤は初回に1点を先制されるも、2回以降は無失点。打線も加藤の好投に応えようと、3回に万波中正がリーグトップタイとなる8号2ランを放つなど援護した。終わってみればこの日も四球「1」と持ち前の制球力も光り、自身3連勝を飾った。「先制点を取られて嫌な流れになってしまいましたが、野手の皆さんに助けていただきました」と感謝する左腕は、また今オフの主役になるともささやかれている。

【動画】3回にリーグトップに並ぶ8号2ランを放ち、加藤を援護した万波

 今年4月に国内FA権を取得。取得当時は「まだ何も考えていない。まずはしっかりチームに貢献したい」と話していた加藤。一方、今季は開幕投手を務め、昨年は90球で完封勝利を挙げるなど、和製マダックスともいわれる抜群の制球力を誇る左腕をめぐっては、仮に宣言すれば複数球団が獲得に動くと見られている。

 先発の左腕不足に悩む巨人やソフトバンクなど、左腕はどの球団も不足しているとあって、熱視線を浴びている。中継ぎ経験もある加藤は幅広い起用が見込めるとあって、これもポイントとなっている。

 一方、水面下で注目を集めているのは、現在首位を快走している吉井ロッテにもある。加藤は千葉出身と地元ということに加え、指揮を執る吉井監督とは日本ハム時代に選手とコーチとして接してきた縁もある。当時から選手ファーストで知られた同監督の熱血ぶりは、選手にも好感を持って受け止められており、現在のチームの快進撃の要因ともされる。

 最近のFAの傾向としては「高額契約」よりも、自身が長く働きやすい環境を選ぶのも一つのトレンドとなっている。今季の加藤のピッチング内容とともに水面下の動きも注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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