今オフの動向が注視される日本ハム・加藤貴之 ファンが注目する様々な「発言」と「不安材料」とは

2023年7月4日(火)13時37分 ココカラネクスト

加藤の日本ハム残留を願うファンの声は多い(C)CoCoKARAnext

 今季、国内FA権を獲得した日本ハムの加藤貴之は、今オフの動向が注目される「目玉選手」の1人だ。

 今季の開幕投手を務めた加藤は、ここまでリーグ4位の防御率2.53をマークしているほか、先発全14試合中12試合でクオリティースタートを記録するなど、抜群の安定感を誇っている。

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 だが一方で、自身の勝ち星は5勝6敗と、なかなか恵まれていない。

 加藤はここ数年、登板時に好投しながらもなかなか打線の援護を得られない場面が多く、ファンからは「他チームなら10勝している」といった意見や、「このままだとチームを出て行ってしまう」と、流出を危惧する声も多い。

 今や日本ハムに欠かせない存在の加藤だが、仮に権利を行使すれば、複数球団が手を挙げることが予想されるため、ファンがなんとしてもチーム残留を願うのは当然だろう。

 まだシーズン真っ只中であるため、本格的な動きは先のことだが、ファンの中では加藤の様々な発言に注目があつまっている。

 加藤はCS放送「GAORA」が今春行ったキャンプ中継内で日本ハムOBでもある鶴岡慎也氏と対談を行った。その中でFA権について問われた際「ドラフトで取ってもらったのがファイターズ。はじめに入った球団。1球団で終わるのがベストだと思っている。長くファイターズでやれたら良い」など、残留をほのめかすような発言をしていた。この時点ではFA権取得に至っていなかったが、チームへの強い愛情を感じさせる発言だった。

 さらに、今年6月に本拠地・エスコンフィールドに開設された「ユニ・チャームDOG PARK」のオープニングセレモニーに愛犬を連れて参加した際には、「オフシーズンになったら犬を連れて来たい」と話すなど、この先も日本ハムに在籍するかのような発言が多く見受けられる。

 FAシーズンとなれば、どの選手も発言含め、一挙手一投足が注目を集める。その心中は本人にしかわからないものの、ファン心理を考えると現段階では安心材料の方が多い形となっている。

 果たして、シーズンオフ、チームのエースはどのような決断を下すのだろうか。

 貴重な戦力の流出阻止のため、まずはシーズン中ファンの不安材料となっている「援護点」をより多く届けることが、一つのポイントになってくるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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