日本ハムで「ホワイト企業」と呼ばれる男 ファンが喜ぶそのワケとは

2023年5月25日(木)6時0分 ココカラネクスト

今季は開幕投手も務めた加藤(C)CoCoKARAnext

 日本ハムで「ホワイト企業」と呼ばれる男がいる。

 今季、チームの開幕投手を任された、加藤貴之投手だ。

 左のエースとして開幕からローテーションを守り続けている加藤は、ここまで8試合に先発し3勝2敗、防御率2.12と安定した成績を残している。(5月24日時点)

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 驚くべきは、その与四球数だ。兼ねてより制球力に高い定評がある加藤は、今季ここまで打者226人と対戦し、与えた四球数はわずか3。

 昨シーズンは規定投球回に到達した投手のシーズン最少記録「11」を打ち立てたが、今季もその制球力は健在だ。

 四球も少なく、カウントを悪くすることも滅多にない。テンポの良い投球を続けるが故に、加藤の先発する試合時間は他試合と比べ、極端に短い傾向にあるのだ。

 今季加藤が先発した試合の試合時間は以下の通り。

3/30 2時間58分(1試合のみ)
4/6 2時間45分
4/14 2時間31分
4/21 3時間48分
4/28 3時間00分※延長10回
5/5 2時間49分
5/13 2時間42分
5/19 2時間30分

8試合 平均2時間52分

 加藤が投げた試合は平均3時間弱と他の試合と比べても圧倒的な試合時間の短さから、ファンの間では「加藤の投げる日は早く帰れる。ホワイト企業だ」「さすがホワイト企業・加藤貴之」などの声があがるほどだ。

 加藤といえば、昨年も100球以内の完封勝利を成し遂げるなど「カドックス」の愛称でも知られ、今季は国内FA権も取得と様々な方面から注目を集めている。シーズンはまだ先が長いが、この先も「ホワイト企業」を貫きながら、自身の持つシーズン与四球数記録更新にも期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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