大谷翔平が千賀滉大から18号ソロ、試合前には2シーズンぶりの実戦投球…二刀流復活いよいよ間近

2025年5月26日(月)11時59分 読売新聞

メッツ戦の初回、ソロ本塁打を放ち喜ぶドジャースの大谷翔平=AP

 【ニューヨーク=帯津智昭】米大リーグは25日、各地で行われ、ドジャースの大谷はメッツ戦に1番指名打者(DH)で出場し、一回に相手先発の千賀から、5試合ぶりの本塁打となる右中間への18号ソロを放って4打数1安打1打点だった。今季4本目の先頭打者アーチで、チームは1—3で敗れた。千賀は5回1/3を5安打1失点で5勝目(3敗)を挙げた。カブスの鈴木はレッズ戦に3番DHで出場し、決勝点となる左越え14号3ランを放つなど、4打数3安打3打点の活躍で11—8の勝利に貢献した。

 2季ぶりの投手復帰を目指す米大リーグ・ドジャースの大谷が25日、敵地でのメッツ戦前に実戦形式の投球練習に臨み、2023年9月の右肘手術後、初めて打者と対戦した。延べ5人の打者に対し、直球やスプリットなどを計22球投げ、1安打、2三振、1四球だった。プライアー投手コーチによると、直球は最速97マイル(約156キロ)を記録した。

 投手復帰の時期について、ロバーツ監督は7月15日のオールスター戦後になる見通しを示しており、打者との対戦が始まって一つ段階が進んだ。

 対戦したのは、左打者の金慧成キムヘソンとラッシング、右打者の球団スタッフの計3人。1人目の金には2球見逃しの後、3球目はファウル、4球目は投ゴロを打たせ、しっかりとキャッチした大谷は満面の笑みを浮かべた。緊張感は漂いつつも、大谷は打者に対して投げられることを楽しんでいる様子で、ロバーツ監督のほか、山本ら多くの選手が見守った。

 約4時間半後に始まった試合で、大谷は1番指名打者で出場。一回、相手先発の千賀の2球目、真ん中低めの直球をとらえ、今季4本目の先頭打者本塁打を放った。投打の二刀流復活が近づいていることを印象づける鮮烈な一発となった。

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