【まるがめボート SGオールスター】川井萌&清水愛海 同期で仲良くSGデビュー 狙うは“同時水神祭”

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　ボートレースまるがめのSG「第52回ボートレースオールスター」が、27日に開幕する。本紙担当の白鳥幹太記者は、G2レディースオールスター（とこなめ）から今回の6日間に挑む女子レーサー8人を直撃した。

　川井萌（23＝静岡）と清水愛海（25＝山口）の127期同期2人はこれが待望のSGデビューとなる。川井は「選手になったからには1回は出られたらいいな、と思っていたのでうれしいですよね。連に絡むことが一番の恩返しになると思う」と目を輝かせている。2月の津東海地区選でG1も経験し「凄かった…。レベルが違い過ぎる」と目を丸くしたのもいい思い出だ。清水とは養成所時代から苦楽をともにした仲でステップアップには欠かせない盟友だ。

　「清水さんと2人でSGに出られたらいいなと思っていたし、その夢が一つ一つかなってきている感じですね」と相棒に語りかける。

　川井のエールを受けた清水は初の大舞台に「私は場違いな気がするし、何か申し訳ない気がします。でも、せっかく投票してもらったからには気持ちで負けないように頑張りたい」と川井にも聞こえるように声を張り上げて意気込む。

　デビュー前から2人でずっと一枚の紙に目標をしたためてきた。「G1の優勝戦に1、2号艇で乗りたい」「クイーンズクライマックスに一緒に出る、とかね」と声をそろえる。ところが、なぜかそこには“2人でSGに出る”と書いた記憶がないという。「それならSGで2人同時に水神祭をやりたい！」と顔を見合わせてニヤリ。夢は膨らみ続ける。

　初日は川井が5号艇の1Rと3号艇の6Rに、清水は6号艇の3Rと4号艇の10Rに、それぞれ登場する。