ニュルブルクリンクがTOYOTA GAZOO Racingと長期間のパートナーシップ締結を発表
2025年5月28日(水)15時49分 AUTOSPORT web

5月27日、ニュルブルクリンクはTOYOTA GAZOO Racingと長期間のパートナーシップ締結を結んだと発表した。これにより、ニュルブルクリンクのグランプリコース内グランドスタンドのT12 aが『TOYOTA GAZOO Racingグランドスタンド』という名称に変更されたほか、GRロゴの掲出等さまざまなアピールが行われる。
TOYOTA GAZOO Racingは、世界中のモータースポーツ参戦を通じて『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』、『人材育成』を掲げているが、ニュルブルクリンクはその活動の故郷とも呼べる地だ。モリゾウがトヨタ・アルテッツァで参戦を開始してから飽くなき挑戦が続けられ、モリゾウ自身が「ニュルはモリゾウの原点」と公言するコースでもある。コロナ禍で一時挑戦は途絶えたものの、2025年はひさびさに挑戦が再開される予定だ。
今回のパートナーシップ締結にともない、グランドスタンドのT12 aが『TOYOTA GAZOO Racingグランドスタンド』という名称に変更されたほか、スタンドに向くピットウォールには大きなGRロゴがつき、ブランドイメージを印象づける。
またグランドスタンド裏に設けられ、レース開催時には多くのファンで賑わうグッズショップ『リンク・ブルバード』のエントランス正面上部には、モリゾウがドライブしたアルテッツァの写真が掲出され、『IT ALL STARTED AT NURBURGRING(すべてはニュルブルクリンクから始まった)』のキャッチフレーズが添えられている。
ニュルブルクリンク1927 GmbH & Co. KGのマネージングディレクターを務めるクリスティアン・シュテファニは、パートナーシップ締結に寄せて「TOYOTA GAZOO Racingの存在感の拡大するにあたり、パフォーマンスブランドの舞台として、ニュルブルクリンクはその魅力をさらに強調するだろう」とコメントを寄せている。