平川亮がF1スペインGPのFP1でオコンに代わりVF-25をドライブへ。ハース2度目の出走に「準備は整っている」
2025年5月28日(水)18時33分 AUTOSPORT web

マネーグラム・ハースF1チームは、5月30日〜6月1日に開催される2025年F1第9戦スペインGPのフリー走行1回目(FP1)で、平川亮がエステバン・オコンに代わってVF-25をドライブすることをチームプレビューで正式発表した。
WEC世界耐久選手権に参戦するTOYOTA GAZOO Racingのレギュラードライバーを務めながら、F1ではマクラーレン、アルピーヌ、ハースのマシンドライブ経験を持つ平川。2025年当初はアルピーヌF1のテスト兼リザーブドライバーを務め、第3戦日本GPでFP1出走を果たすと、グランプリ終了後にはハースF1のリザーブドライバーに就任した。
その平川は、第4戦バーレーンGPのFP1でオリバー・ベアマンに代わってハースVF-25を初ドライブ。小松礼雄チーム代表から仕事を称賛されており、今週末の第9戦スペインではオコンに代わってFP1出走を果たすことになった。
ハースF1での2度目のFP1出走に平川は「まずは2度目のFP1出走の機会をいただけたことに本当に感謝します。チームの皆さまには心から感謝しています」と述べ、スペインGPへの抱負を続ける。
「バルセロナには高速コーナーやロングストレートがいくつかあるので、今回もチャレンジングなセッションになると思います。ですが、バーレーンでの初FP1出走時と比べると、はるかに準備は整っています」
「エンジニアリングチームと一緒にしっかりと取り組んできました。セッションは1時間だけですが、そのなかでチームのために良いデータを集め、より良い週末となるように全力を尽くします。1時間の走行を最大限活用することに集中していますし、本当に楽しみです」
なお、今シーズン平川のハースF1からのFP1出走は4回が予定されている。すでにドライブしたバーレーンGPと今週末のスペインGP終了後は、メキシコシティGPとアブダビGPでふたたびステアリングを握る予定になっている。