ホークスワース、欠場長引くバーニコートに代わりル・マンでレクサスRC Fをドライブへ
2025年5月27日(火)18時59分 AUTOSPORT web

WEC世界耐久選手権のLMGT3クラスに参戦しているアコーディスASPチームは、今季第4戦の『ル・マン24時間レース』において、ジャック・ホークスワースがベン・バーニコートの代役として78号車レクサスRC F GT3のドライバーラインアップに加わることを明らかにした。
マウンテンバイクの事故で負傷したバーニコートは、第2戦イモラから欠場が続いているが、6月のル・マンには復帰するものとみられていた。しかし彼の欠場ラウンドはさらに伸び、6月14〜15日に行われる伝統の耐久レースではホークスワースが、レギュラードライバーであるフィン・ゲルシッツとアーノルド・ロバンのパートナーを務めることとなった。
イギリス・ヨークシャー出身の34歳のドライバーがル・マンに参戦するのは2年連続となる。昨季2024年はホセ-マリア・ロペスの代役として、急きょ同チームより24時間レースに出場。ロペスはトヨタのハイパーカーチームで負傷したマイク・コンウェイの代役を務めた。
ホークスワースは、イモラでのエステバン・マッソン、スパ・フランコルシャンでの中山雄一に続き、今季のWEC前半ラウンドでバーニコートの留守を預かる3人目のドライバーとなる。
この決定によりバーニコートがWECに最短で復帰できるレースは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われる9月のオースティン戦となった。これ以前に開催される7月の第5戦サンパウロ6時間レースは、カナディアンタイヤ・モータースポーツ・パークで開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権と重なるためだ。
ホークスワースは今週末、デトロイト市街地サーキットで実施されるIMSA第5戦でもバーニコートの代役を務め、バッサー・サリバン・レーシングがGTDプロクラスに投入している14号車レクサスRC F GT3をドライブする予定だ。